伊予大島石は、瀬戸内海の「しまなみ海道」が通る愛媛県・大島で採石されています。伊予大島石は、江戸時代から美しく堅牢な石として知られていましたが、採石技術の未熟さ、搬出の難しさなどから、一部の人のみが知る名石でした。しかし、明治から大正、昭和にかけて、採石技術の進歩・機械化などで、採石量が増えるにつれ、伊予大島石は一躍脚光を浴びるようになりました。特に産地に近い関西、中国地方では、お墓といえば伊予大島石といわれるほど、絶大な信用と支持を得るとともに、今日では全国的に知られる石となっています。美しい空と青い海に囲まれた島より厳選されて産出される伊予大島石は、高級墓石材として、ご先祖をおまつりするには実にふさわしい石といえます。
大島石の丁場風景です。作業は非常に困難を伴いますが、大島石はここから全て産まれているのです。
伊予大島石の丁場は、「余所国」「宮窪」「カレイ」と大きく3地区に分かれていて、約40箇所程あります。